2023年10月12日発売のモーニングより、アンメット-ある脳外科医の日記-【120話】「エイリアンハンド④」を読みました。
前話の119話では、
手術でエイリアンハンドが証明された小暮ですが、そもそも行動が全て怪しいと周りは疑っていました。
三瓶はそれが認知バイアスによるものだと言い、あまりに偏った認知はさらされる者にも悪影響を与えると言います。
すでに小暮には認知バイアスによる悪影響がしっかりと出ていました。
それでは、この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【120話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
アンメット-ある脳外科医の日記-120話ネタバレ最新確定
小暮のパールのネックレスに対する執着の理由を知るため、中保は小暮が育った児童養護施設に向かうことにしました。
小暮からは育ててくれた先生に知られたくないと言われましたが、それでも足を運びます。
早速小暮が育った児童養護施設、友育園の先生に小暮の話を聞くと、小暮は園を開いた最初の年に来たのだと先生は昔の話を始めてくれました。
本当の母親と別れる際に泣いて暴れた小暮は、母親が着けていたパールのネックレスを引きちぎってしまったと言います。
虐待を受けていた小暮はなかなか心を開きませんでしたが、園を開いたばかりで必死に頑張っていた甲斐もあり小暮は先生に次第に心を開いたと言います。
しかし高校3年生の時、小暮は少しガラの悪い人たちと付き合うようになり、荒れていたようです。
どうしたらいいのか分からず先生が悩んでいると、一粒のパールを机に置いて泣いている小暮を見てしまいました。
一度も本当の母親の話をしなかった小暮ですが、実はずっと母親を恋しく思っており、先生が本当の母親のようにふるまい過ぎたせいでその気持ちを押し殺していたのかもしれないと先生は法廷で証言しました。
母親への執着がネックレスへの執着に繋がった、と三瓶や中保は考えています。
それでも当時素行が悪くなっていた小暮には予兆があったという検察官に先生が否定しようとすると、小暮が発現を求めました。
小暮は母親に捨てられたトラウマと共に、慕う気持ちがあったのは事実だと話しました。
しかしそれと同じく、自分を育ててくれた先生をお母さんだと思っていたことも事実だと言います。
高校3年生の時に施設を出る日が近づいたことで、小暮はまた母親に捨てられると感じて荒れていたようです。
真珠を見ていたのも、また母親を失うと感じたからでした。
その後社会にでた小暮ですが、人の優しさの中にも偏見を感じることがありました。それでも、施設にいた間、先生からは一度も感じたことはないと言います。
そして、真珠のネックレスを先生にプレゼントしたかったと涙で伝えて・・・。
アンメット-ある脳外科医の日記-120話感想
シリーズ「エイリアンハンド」はこれで完結っぽいですね。
裁判が絡んできて少し面白いシリーズでしたがラストはヌルっと終わった感じがあって少し残念でした。
三瓶が最後に話した偏見はおそらく記憶障害のせいで何も出来ないと思われていた川内のことだったのでしょう。
川内は三瓶のおかげでできることも増え、今では信頼も得ています。
どうじに、どこか変わり者だと思われていた三瓶も今では信頼を得ることになりました。
偏見も少しずつ変えることができる、ということを教えたい話だったのでしょうか？
アンメット-ある脳外科医の日記-121話考察予想
今回のシリーズでは川内の症状には触れませんでしたが、前回のシリーズ「運転再開」の中で三瓶が手術の練習をしていることが明らかになりました。
かなり無謀な手術ですが、やっぱり三瓶は諦めたくないようです。
そして川内の症状が停滞してくれていればいいですが、もしも進むことがあれば一刻を争う事態になります。
その時に備えて準備をしているのかもしれませんね。
毎日が楽しくなっている中、川内が自分のことをどのように考え、どう決断していくのかに注目です。
まとめ
この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【120話】のネタバレと感想＆次話考察予想についてまとめました。
小暮無罪になるといいですね。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。
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