こんにちは。
2023年5月25日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【123話】「児童養護施設④」を読みました。
前話の122話では、
児童養護施設で働くことの大変さが石山の口から語られました。
子ども同士の人間関係、子どもと大人の人間関係が特に大変で新しく入った人も3分の1がすぐに辞めていってしまう中、働き続ける石山には石山にしか分からない思いがあったのです。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【123話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-123話ネタバレ最新確定
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大輝は今日外出の日であるため、母親が迎えに来て施設を出ていきました。
志保はこのまま大輝が家庭に戻れることを願っていますが、石山は複雑な表情をしています。
それは大輝が保護された理由にありました。
大輝は育児放棄されていた子どもでした。
学校に通わせてもらえず、生活はずっと家の中だけ。
そんな中、たまたま通学した日にあった歯科検診で、治療不可能なほどひどい虫歯が見つかり、全身状態が言葉の発達も遅いことから歯科医師を通じて児童相談所に通告されました。
大輝があまり口を開かないことや、年齢の割に小さいこともそこに関係していると石山は考えています。
医師の診断によると大輝には発達障害の兆候があったようで、育てにくさはあったと思われますが、それでも許されることではないのです。
だからこそ石山は大輝の気持ちを尊重したい気持ちと心配な気持ちの両方を持っているのです。
大輝のバックボーンを聞いた志保は自分の過去を思い出してしまいました。
育児放棄によって子どもが受ける影響を志保は知っているのです。
石山はそれが体験談とは思わないまま聞いていました。
その日の夕方、志保はバイトから帰って来た檜山を出迎えると、話がしたいと檜山の部屋に入れてもらいました。
特に深い意味はなく、ただ檜山と世間話をしたいと伝える志保ですが、実は石山から頼まれていたことがあったのです。
志保は高校を卒業したら自立しなければならない檜山が、勉強、部活、バイトと頑張っていることを踏まえ、進路について考えているのかと聞きました。
そこで明らかになった檜山の悩みとは!?
一方帰って来た大輝についても新たな問題があって・・・。
リエゾン-こどものこころ診療所-123話感想
大輝と檜山の話が同時進行しています。
施設には他の子どももいますが、このシリーズで描かれるのは新しく施設に来たばかりの子どもと間もなく施設を去らなくてはならない子どものようです。
自分が何者か分からない、だからこそ先のことが分からない檜山。
こればっかりは同じ経験をした人でなければ分かるよ、とは言えませんね。
同じ施設にいても親がいる、親のことを分かっている。
帰ることは出来なくてもそのことを分かっている子はたくさんいます。
石山が何歳で保護されたのかは分かりませんが、新しく名前が付いたということはおそらく親のことを知りません。
檜山の気持ちが分かるのは石山だけだと思いますが、どうして質問を志保に託したのかが気になります。
リエゾン-こどものこころ診療所-124話考察予想
大輝は施設で育ててもらった方がいいと答えを出した大輝の母親は1日の外出を通じて何を感じたのでしょう。
元々が育児放棄だったようですが、どうして育児放棄に至ってしまったのかの理由はまだ明らかになっていません。
ギャンブル癖かもしれませんし、男癖があるのかもしれません。
育てたくはない、ではなく育てる自信がないのかもしれませんが、育てられないではないと思うので、親の都合に対して施設がどう答えるのかが気になります。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【123話】のネタバレと感想＆次話考察予想についてまとめました。
大人の都合に振り回される子どもたち。
話が進むにつれてなんだか心に重い部分が生まれてきました。
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