2024年4月4日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【154話】「離婚と子ども⑤」を読みました。
前話の153話では、
松崎夫妻が2人きりで話をしました。妻が離婚を決意した理由について、自分なりに考えて謝罪した旦那。
しかしそれは完全な見当違い。
旦那として、父親として何もせずに逃げて来た旦那を、松崎はバッサリ！
離婚の意思が揺るがない妻に、旦那は!?
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【154話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-154話ネタバレ最新確定
市川渚が公園で息子のケンを遊ばせていると、後ろからスカートの裾を引っ張られました。
松崎の娘です。
松崎の娘が砂場でケンと遊び、市川と松崎は砂場すぐそばのベンチで子供たちを見守りながら話をします。
松崎は現シングルマザーの市川に、シングルになると決めた時にどんな不安があったのかを直接聞きたかったのです。
全部不安だったと答えられ、納得する松崎。
しかし市川は話を続けました。
市川は妊娠が分かった時既に離婚を決意していました。
しかし子どもだけはどうしても育てたいと思い、両親に妊娠と離婚のことを伝えましたが、その後実家とは疎遠になってしまいます。
その頃の市川はまさに絶望のどん底。そんな時に佐山クリニックの求人を見つけました。
妊娠のことを伝えないまま働き始めた職場は市川にも合っていました。
しかし、つわりもあり、お腹も目立ってきたことで、市川は辞めることを考えて佐山に相談しました。
すると佐山はケンを育てたい渚の気持ちを尊重し、育休を取らせてくれました。
産後ケアを引き受け、託児所も紹介してくれた向山と、子どものプロの佐山が側にいてくれたおかげで、市川はとても安心して出産と育児に臨むことができました。
さらに、2人とも市川のバックボーンに興味がないのか、妊娠のことについて何も聞いてきません。
そんな2人がいるからこそ、市川は佐山クリニックでずっと働きたいと思いました。
市川の実の父親はまだケンのことを認めてくれていません。しかしそれでも母親が毎月お米やお赤ちゃん用品、そしてたまにお金を送ってくれていることを黙認してくれているようです。
シングルでも実はたくさんの人に支えられている、そしてケンがいればそれだけで幸せと感じている市川。
しかし、もしも今後ケンが状況を理解できるようになり、今の状態にした市川を恨む時が来るかもしれません。それはとても辛いことですが、市川は受け止め、ちゃんと向き合う覚悟を決めています。
その頃、松崎の家には旦那と長男颯真が2人きり。
一緒に本を読んであげることにした旦那は、もう一緒に住めないことを伝えます。
自分のせいだと感じる颯真に、旦那は・・・。
リエゾン-こどものこころ診療所-154話感想
市川はこの作品においてなかなかなキャラですよね。
シリーズ非行少年ではお節介おばさんの立ち位置にいましたが、それも正義感に溢れているから。
ダメなことはダメ、正しいことは正しいとはっきり言えるところが、市川の良いところですが離婚の原因もそこにあったのかもしれません。
それでもそれが正しいかダメだったかを決めるのは自分であればいいと考えているので、頑張る市川を応援していきたいです。
シングルでいることの大変さも良さも分かっている市川は、松崎の良い師になったのではないでしょうか？
リエゾン-こどものこころ診療所-155話考察予想
次回でシリーズ「離婚と子ども」が完結しそうです。
息子に自分の口から離婚のこととその理由を伝えた松崎旦那。それが息子に伝わったかは分からず、もしかすると息子は母親を悪者にしてしまうかもしれません。
そこで効いてくるのが市川の言葉。
生まれる前から親が1人のケンと颯真の立場は全然違いますが、それでも自分の子供の幸せのために覚悟を持って生きて行って欲しいですね。
子どもたちが離婚に反対して泣き出すシーンが描かれたら、もらい泣きしてしまいそうです。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【154話】のネタバレと感想＆次話考察予想についてまとめました。
強く見える市川ですが、しっかり悩み、苦しんでいました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。
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