こんにちは。
2023年7月27日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【130話】「場面緘黙③」を読みました。
前話の129話では、
10年前、開院したばかりの佐山クリニックに来院した莉子が選択性緘黙であると佐山は診断しました。
家ではすこぶる元気、しかし学校では2学期になっても一言も話さないどころかぴくりとも動かない。
しかしそれは話さないのではなく話せないのだと言う佐山は、家族の協力で莉子がリラックスできる環境を作りたいと言いますがそれはあまりにも難しくて・・・。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【130話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-130話ネタバレ最新確定
莉子のため、双子を見ている妻にこれ以上の負担を強いることは難しいと考えた父親は、上司に育児休暇取得の申し出をしていました。
上司の反応はよくありませんが、それでもこれ以上家のことを妻に任せっきりには出来ないとやんわり説得を試みる父親。
すると上司はどこの家も同じ状況で、旦那は稼ぎバランスをとっているのだと言います。
そして、父親が今担当している仕事の話を始めました。
今が踏ん張りどころの仕事。
会社にとっては代わりがいるとしても、育休明けでまた同じ立場、役職の仕事がもらえるとも限りません。
今の社会で生き残るためには、他を捨ててでも仕事に全振りしなければならないと上司は言うのです。
父親は家に帰ると、佐山クリニックでうけた診断の話と育休が取れないことを伝えました。
莉子にはたくさん経験をさせた方が良いと言っても、双子の赤ちゃんを見ている母親にそこまではできません。
母親は自分が倒れたらこの家が立ち行かなくなることを示唆しますが、そこで父親が言えるのは無理をしないでということだけ。
しかし無理をしなければやっていけません。
そのジレンマの中で、妻は育児を放棄してお金を稼ぎ続けることが本当に家のためになっているのかと今一度旦那に問います。
次の通院は双子を連れて母親が来ていました。
先の診察の結果を受けて佐山が作った莉子の不安リストが母親に渡されます。
莉子にかまってやらなかったからと自分を責める母親に、それは関係ないと伝える佐山はこれからどうしていくべきなのかを話しますが、母親はもう諦めムードが漂っていて・・・。
リエゾン-こどものこころ診療所-130話感想
主人公は発達障害の児童精神科医。 「リエゾン ーこどものこころ診療所ー/【＃130】場面緘黙（かんもく）③」を読んだよ！ #マガポケ https://t.co/PfBLLYgyWl https://t.co/PfBLLYgyWl
— N (@5m0_zx) July 26, 2023
こどもの事よりも、そのこどもを支えていく家族の形が描かれる話になりました。
双子の赤ちゃんを抱えながらだったら何をするにも大変・・・、ですが母親の口ぶりから考えるに、3人目を妊娠していた時点ですでに大変だったということで、双子が生まれて予想外の4人になる前から家庭には亀裂が入り始めていたのだと思います。
妻はずっと専業主婦なのか分かりませんが、家計を支えているのは旦那。
働かなくてはいけないのは確かにそうですが、育児に参加しないということは将来嫌われてしまう結果にもなりかねません。
しかし会社では話を聞いてもらえないことも踏まえると、とても難しい問題ですね。
もっと慣用的な会社があるのに、社会で片づける今の上司は嫌いです。
リエゾン-こどものこころ診療所-131話考察予想
双子を連れた状態で莉子をどこかに連れて行くなんて無理、そういった母親はこれまでと変わらないライフスタイルを続けます。
それは悪い事ではありません。
しかしその結果、莉子の場面緘黙は改善されることなく進み、もしかしたら家でも話さなくなることが出て来るのではないでしょうか？
自然に治っていくこともあるため様子を見るという手もある中、もしも悪化すればそれはまた母親が自分を責めることになります。
10年前の佐山にこの症例、患者はどのように映っていたのでしょうか？
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【130話】のネタバレと感想＆次話考察予想についてまとめました。
夫婦ピリピリです。
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