2023年11月20日発売の週刊少年ジャンプより、逃げ上手の若君134話「征く人去る人1338」を読みました。
前話の133話では、
狩猟大会の最中、時行の側室の座を狙う亜也子が雫を誘惑していました。
以前よりも未来が見えるようになった雫は、良くない未来を見てしまい側室になることを拒否しますが、時行の言葉でその考え方も変わり・・・？
それでは、この記事では、逃げ上手の若君134話の考察・展開予想とネタバレ最新確定・感想についてまとめました。
逃げ上手の若君134話ネタバレ最新考察「時行が南部師行に気に入られる！？」
海を南部師行に取られてしまったため自分たちは山だ！と狩場を変えていた逃若党ですが、雫が突然考えを変えて大物を南部師行に譲ってあげました。
あまりの大物具合と、南部軍を気遣った雫の言動に何かを感じた南部師行は、これを機に態度を改めるかもしれません。
これまでは訛りがひどくて聞き取れないからと通訳を使い、かなりひどい言葉を使って時行たちをののしっていましたが、やっと対等に会話ができるのではないでしょうか？
通訳なしで南部師行と会話ができるシーンに期待です！
逃げ上手の若君134話ネタバレ最新考察「逃若党の収穫量は？」
クジラを譲ってしまったため優勝は南部党で決定と思われますが、逃若党は新田徳寿丸軍と合併したため、まだ分かりません。
新田軍が未知数すぎるのです。
もしかしたら余裕で南部党を追い越す収穫をしているかもしれませんね。
更に弧次郎もかなり大物のイノシシを獲っていたことが既に分かっています。
逃若党も意外に優勝争いに食い込むような収穫をしているのではないかと予想します。
お宝がいっぱい手に入ったら、前回で変わった雫の考え方がまた少し元に戻りそうです。
逃げ上手の若君134話ネタバレ最新考察「足利直冬が登場した理由は？」
前回は足利尊氏の息子である足利直冬が登場していました。自分の立場を分かっているのにそれを明かさず、時行と会話をしていた足利直冬は、時行のおかげで尊氏に会う決心ができましたが、歴史上で尊氏と対立することになっています。
しかし時行と共に戦うわけでもなければ、今活躍する武将でもありません。
もしかするとこの逃げ上手の若君で時行が没した後の話を描くことを考えていて、そこに登場させるために今一度出しておいたのかもしれませんね。
逃げ上手の若君134話ネタバレ最新確定「征く人去る人1338」
年が明けて1338年1月2日を迎えました。
北畠顕家軍と共に時行は鎌倉を出発し京へと向かいます。
しかしそんな時行には1つ問題が。一緒に行こうとしている叔父、北条泰家がもう満身創痍なのです。
しかも長きにわたる監禁生活により病にも蝕まれており、到底戦える状態ではありません。
時行は無理だと出兵することを引き留めますが、泰家は北条再興という目的のためならば命をかける、ということを聞いてはくれません。
同じ志を持つ者として泰家の気持ちはよく分かります。それでも時行は大切な北条の重鎮にこんな形で最期を迎えて欲しくはありません。
そこで、郎党たちに頼み。これから進む方面にある伊豆に先回りしてもらいました。
そして伊豆に到着した時行は泰家にここで戦から降りることを促します。
勿論拒む泰家ですが、時行が先回りして準備していたのは泰家の実母であり時行たちを匿ってくれていた覚海尼。
武士としての泰家の心情を理解した上で覚海尼は、そんな体で時行の役に立てるかと大激怒！
全盛期は幕府でも強い発言力を持った母の言葉には泰家も逆らえません。
息子と一緒に失われた時間を伊豆で穏やかに過ごしたいという母の言葉と、仇討ちを引き受けてくれる時行に、泰家の額の文字が消え、本当の本音が浮き出てきました。
本当は泰家もずっと死ぬことが怖く、この戦から降りて逃げ出したかったのです。
完全に砕かれた闘志。泰家は涙を流しながら、伊豆の地で刀を置くのでした。
逃げ上手の若君134話感想
史実上その最期が明らかになっていなかった北条泰家ここにて離脱！
はっきりしていないからこそ泰家の最期は想像で好きに描くことができるため、戦場で死なせるもよし、このまま最終回まで生き延びさせるもよし、どんな最期でも間違いはありませんが、これが正解だったような気がしますね。
本音が浮き出てしまう額に最後まで浮き出ていた闘志は仮初のもの。
監禁で心身共に受けたダメージがすさまじかったことを最後に打ち明けてくれて良かったです。
最終回をどのように向かえるのかはまだ分からない作品ですが、その時に幸せに過ごすワンシーンが描かれると良いですね。
まとめ
この記事では、逃げ上手の若君134話の考察・展開予想とネタバレ最新確定・感想についてまとめました。
南部師行と直接会話は出来るのでしょうか？
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。
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