こんにちは。
2022年5月25日発売のアフタヌーンより、フラジャイル【93話】「50%のくじ」を読みました。
92話では、
新しく泌尿器科病棟看護師長になった六川のことが描かれました。
元々は優しかった六川、しかし急に信頼できる先輩がいなくなり不安の中責任を背負ったことで空回りし、周りから煙たがられてしまいます。そんな六川に岸は・・・。
それでは、この記事では、フラジャイル【93話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
フラジャイル93話ネタバレ確定
腎発性ユーイング肉腫で同室に入院している患者、門川開聖と五味陸人が2人そろって担当医の泌尿器科医荻野目にJS1をやりたいと申し出ています。
カンファレンスが開かれ、荻野目は各科の医師に今回のことを伝えます。
泌尿器科でも豊富とは言えないユーイング肉腫の治療はノウハウ通りに行う予定であり、JS1の治験登録をすれば治療に大きな遅れが出ます。さらに治験登録をする場合、先に別の治療を行うことは出来ません。
それでもメディアからJS1で良い結果が出ていると見てしまった患者2人は、どうしてもJS1の使いたいと言って聞かないのです。
荻野目はJS1そのものに懐疑的な印象を持っています。すると他の医師がJS1に詳しいのは岸だと岸の元に行くことを荻野目に勧めてきました。
そしてすぐに岸の元に行った荻野目は、岸の評価を聞こうとします。
しかし岸は何も答えませんでした。
データではなく別の医師の個人的な意見を参考にすることは、メディアに振り回されることと同じなのです。
決めるのは患者自身。
そう言われた荻野目はまた患者の元に行きますが、そこでまた思い責任を課せられてしまいます。
JS1の治験自体ランダム比較試験であるため、そもそもJS1を使われない可能性があります。
患者2人はどちらの群に割り振られるかを荻野目に託してきたのです。
どうなる治験!
一方その頃岸は間瀬の元へ足を運び?
フラジャイル93話感想
どうしても新しい治療法が出来た、期待が出来るとメディアで大々的に報道されれば患者は期待してしまいます。特に今回の患者は2人ともまだまだ未来がある若者。
目の前の医者の言葉より、メディアの情報を信じても仕方がありません。それでもJS1の効果だけでなく治験に参加すること事態が賭けです。
もしかすると薬すら使われず悪化していくかもしれない状態で、本当に悪化した患者は自分の選択を受け入れることが出来るのか心配です。
フラジャイル94話考察予想
門川と五味はどちらかがJS1を使われないことは確実です。
群分けがどうなるかは分かりませんが、使われる群に入るにしても入らないにしても2人とも同じ群だったらいいのにと思ってしまいます。
担当医や周りには言えないものの、岸はJS1の効果を実感しています。
以前のような重篤な副作用もそれほど確認できていないようです。
どちらも助かってほしいと言う願いは届いてくれるのでしょうか。本当は嫌なのに間瀬に接触した岸の思いにも注目です。
まとめ
この記事では、フラジャイル93話のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
もうこれしか縋る者がない。
藁にもすがる思いの患者の気持ちは本人や同じ経験をした人にしか分からないですよね。
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