2023年12月4日発売の週刊少年ジャンプより、逃げ上手の若君136話「顕家1333～1338」を読みました。
前話の135話では、
兵糧不足のまま鎌倉を出発した北畠顕家軍は失速していました。
途中で調達するしかないと思うも上手くいかず、結局は略奪することに。
結城宗広のやり方は流石に目に余りますが、それでも北畠顕家軍は厳しい処分をしません。
それが気になる時行に北畠顕家軍が話す過去とは・・・。
それでは、この記事では、逃げ上手の若君136話のネタバレ考察・展開予想についてまとめました。
逃げ上手の若君136話ネタバレ最新考察「北畠顕家が信頼される理由は？」
身分が誓いすぎる北畠顕家がどうして荒くれ者の武士たちにここまで信頼されているのかが語られます。
鍵となるのは共に過ごした5年間。
装飾を外すとみすぼらしいともいえる姿をしている北畠顕家は、初めて出会った時には武士たちからバカにされ、拒絶されたでしょう。
それでも今ここまで信頼されている裏には、命をかけたやり取りがあったはず。
体を分厚くしたわけでもない北畠顕家が何をして信頼を勝ち取ったのか、気になりますね。
逃げ上手の若君136話ネタバレ最新考察「政治手腕だけでは動かせない」
北畠顕家にはかなりの政治手腕があったとされています。だからこそ結城、伊達らを従えることができたとされていますが、作中での奥州武士たちを見るとそれだけで従えられるほど簡単ではありません。
美青年であることも含めて、どちらかと言えば嫌われる存在ですよね。
調べて出て来る情報は天皇からも評価されるほどの政治手腕や戦術能力に長けているということのみ。
作中ではそんな北畠顕家にどのような要素を取り入れていくのかが見どころになります。
逃げ上手の若君136話ネタバレ最新考察「北畠顕家と時行は似ている？」
その素顔はとても弱弱しかった北畠顕家。時行は逃げる力に長けていますが実際に弱い存在。
そんな2人には共通点があるのかもしれません。
そのため、今回話を聞くことで時行はとても大事な何かを学べるのではないでしょうか？
それがどのようなことなのかは分かりません。
それでも今結城宗広のやり方と北畠顕家との関係性に納得していない時行が納得するくらいの内容は話してくれそうです。
それは諏訪頼重が教えてくれたこととはまた違ったことで時行を大きくしてくれるでしょう。
逃げ上手の若君136話ネタバレ最新確定「顕家1333～1338」
1333年、北畠顕家は帝の命で父と共に奥州武士を統治するために北へとやってきました。
いずれ京に戻る父に代わり、1人でもできるところを見せて欲しいと顕家に任されたのが東夷たちの統治。
しかし、敬意を払って顕家の話を聞いてくれはするものの、到底野蛮な東夷たちには伝わりません。
文字も読めない、方言はきつい、下品！意思疎通も出来ない野蛮人たちの相手は難しく、顕家は武士たちを動かすことができません。
1人で考えても答えが出ないことから、顕家は結城と伊達に方法を聞きました。
そして顕家の輝かしい魅力では通用しないことを知ります。
必要なのは強さと下品な恫喝。
この頃はまだ武将からも下に見られていた顕家ですが、自慢の弓術でパワーを見せつけ一気に東夷たちを黙らせると、初めての下品な馬頭で一気に東夷たちを従えてしまいました。
結城らは、身分の違いもものともせず合わせてくれたことに感動します。
とはいえ身分は天と地ほどに違うため、簡単に分かり合うことは難しいもの。顕家は全力でぶつかり、相手を知ろうとし、理解し合える真ん中を探していきました。
そんな中で顕家が北の民から伝えられたのは収めなければならない年貢がかなり厳しいということ。
稲作の環境も北と京では違うため同じだけ収めることは難しいですが、そんな北の声が帝にまで届くはずがありません。
そうやって起きたのが足利の反乱。
北畠顕家は同じことが起きないように、自分が尊氏を討ち取り北の声を帝にまで届けることを誓ったのです。
逃げ上手の若君136話感想
結論を言うと、東夷たちはみんなドMだったということです。特に将の3人は極Mと呼べるほどの人間です。
みんなドSに見えそうな野蛮さの中には隠された性癖があったという設定は、どこで思いつくのか本当に不思議です。
しかし、やっぱり描き方が上手いです。
顕家は元々他人を見下していたような人間ではなく、合わせ、共に戦うために変わっていきました。
それが北畠顕家の魅力でもあり欠点にもなったわけですが、自信家になったことは父からしても嬉しい事でしょう。
まとめ
この記事では、逃げ上手の若君136話の考察・展開予想とネタバレ最新確定・感想についてまとめました。
北畠顕家が語る過去が楽しみですね！
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。
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