こんにちは。
2023年5月17日発売の少年マガジンエッジより、『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』【44話】「中身と外側」を読みました。
前回の43話では、
木場が時計店の店主と客の喧嘩に巻き込まれて怪我をしてしまいました。
たまたま木場と顔を合わせた中禅寺は、喧嘩の原因を聞きます。
原因は何とも言えない男同士のプライドによるものでしたが、中禅寺は店主にある違和感を抱いており・・・？
それでは、この記事では、『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』【44話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。44話ネタバレ最新確定
中禅寺先生単行本表紙 pic.twitter.com/fQ9TPs0wNa
— 志水アキ (@SHIMZAK) December 7, 2022
時計店での話を聞いた中禅寺の口から出たのは「テセウスの船」というワード。
今回は中禅寺がテセウスの船の説話について語るところからのスタートです。
時計屋の店主は先々代の形見である時計を見つけるも、盗んだのは今回の客ではない。
だから返せとも言えなければ、客も気に入っていて手放しそうにもない。
そこで、中身を全て取り替えて形見の時計のパーツを手に入れるも、バツが悪くてお金を受け取りたくなかった、というのが中禅寺が考えた1つの可能性です。
とはいえ、今回の件は話を聞いた中禅寺が勝手に考えたことであり、店主と客の諍い自体は解決しているため、部外者がわざわざ首を突っ込むものではありませんが・・・。
そして後日、気になった木場は当事者たちに確認したと中禅寺に真相を話してきました。
中禅寺の予想通り、時計店の先々代はパーペチュアルカレンダーの仕掛けがある時計を作りましたが、震災でその時計をなくしてしまいました。
設計図も一部破損していたせいで、今の店主の父も直せないまま代替わり。
しかし今回偶然時計が店に戻ってきたことで、店主はパーツから設計図も復元できたようです。
真相が分かったため客も正当な対価を払い、スッキリしましたが店主と客はこの推理にとても驚いていたようです。
木場は話し終えた後でテセウスの船に関する私見を言いました。
すると里村はそのことについて研究していた人がいたという噂を思い出しました。
あくまで噂だとそれ以上は話さなかった里村ですが、この時中禅寺の様子がどこかおかしくて!?
中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。44話感想
結果として今回の一件は事件でなかったにも関わらず、謎解きをすることになりました。
たまたま中禅寺と木場が会い、怪我をしていたから話を聞いて事情を推測。
確かめたらその通りだったと、本当に小説のような流れで店主と客が驚くのも当然ですね。
そして木場が納得しなかったテセウスの船の理屈ですが、確かに難しいところ。
名前がついている、外から見て変わらなければそれは同じものだと思ってしまいますが、技術者からしたら真逆に考えてしまうのでしょうか？
中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。45話考察予想
今月マガジンエッジ掲載の『中禅寺先生』は里村さん（髪の毛がやや多い） pic.twitter.com/fVIHxFfqYD
— 志水アキ (@SHIMZAK) April 6, 2023
里村がある噂を思い出したところから中禅寺の様子がおかしくなりました。
栞奈がきたことでいつも通りの不機嫌な表情に戻りましたが、それまでは中禅寺も何かを思い出して嫌な気持ちになっていたようでした。
それは中禅寺の家族や恩師に関わる話なのでしょうか？
これまで少し長編でもその時限りの話が多かったため、キャラクターの背景に迫る話が来るとしたらワクワクします。
中禅寺にはどんな過去があるのでしょうか？
まとめ
この記事では、『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』【44話】のネタバレと感想＆次話考察予想についてまとめました。
テセウスの船の説話と時計店にあった事情がとても面白かったです。
無事に時計を取り戻すことも出来て客も納得、最高の終わり方をしました。
そして木場さんはいつも以上にあの警察官に似ていた気が・・・。
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