こんにちは。
2023年2月13日発売の週刊少年ジャンプより、逃げ上手の若君97話「鎌倉1335」を読みました。
前話の96話では、
時行らの猛攻を前に敗北を認めた直義は上杉らと共に退却しました。
鎌倉から足利の人間を逃がし終えたことで最後に残ったのは幽閉中の護良親王。
万が一乱が起きた時に護良親王をどうするか、尊氏と話していた直義は部下に指示を出して・・・。
それでは、この記事では、逃げ上手の若君97話の考察・展開予想とネタバレ確定・感想についてまとめました。
逃げ上手の若君97話ネタバレ考察「鎌倉到着で護良親王を？」
直義たちが完全に退却したため、時行たちはもぬけの殻となった鎌倉に到着し鎌倉を取り返します。喜びの最中、見つける護良親王の遺体。
護良親王ほどの立場であれば皆見覚えがあるはずですが、ここで頼重が殺された理由について推理して語ることになるでしょう。
元々足利が帝を裏切り謀反を起こすことを予想している頼重ですが、ここで護良親王が殺されたことでその予想は革新へと変わります。
足利尊氏という男は自分のためであれば本当に容赦のない無情な人間であると改めて思い知らされることになりそうですね。
逃げ上手の若君97話ネタバレ考察「ひとまず腰を据える」
尊氏との戦いが近づいていることは分かっている時行ですが、それでもようやく取り戻すことが出来た鎌倉でこれまでの想いを爆発させることになるでしょう。
涙があふれ、父や兄に思いを伝えたいと空を見上げます。
郎党たちやこれまで一緒に戦ってくれた武将たちも、そんな時行の姿を見て涙を流します。
それでもこれからのことを考えて動く必要があります。まずは迎撃態勢を整えること、そして政治を行えるように学ぶことなどやることは山積みです。
逃げ上手の若君97話ネタバレ考察「尊氏と帝が！」
丁度この頃、尊氏は帝に時行討伐の許可と総追捕使と征夷大将軍の役職を要請していますが、これは断られてしまいます。
それでも尊氏は勝手に出陣して帝が追って征夷大将軍の地位を与えるのですが、この時点で既に不信感が募りまくりですね。
史実ではこの時点ではまだ帝と尊氏の方針に大差はなかったため丸く収まっていますが、逆に強引なやり方で帝が簡単に思い通りになったことで尊氏は調子を着けたのかもしれません。
この出来事がなければ最終的に尊氏の謀反が成功することはなかったのではないでしょうか？
逃げ上手の若君97話ネタバレ確定「鎌倉1335」
泰家の説得で北条方に戻って来た三浦時明ですが、一度裏切った身で時行の信頼を得ることが出来るのかとても不安でいました。
実際に目の前にいる時行はとても不満げな顔をしています。
それでも意を決して挨拶をしようとした時、時行が全力で阻止してきました。
その理由とは!?
その時、先に足利方の佐竹の軍がいることが判明します。
短いやり取りの中で時行の素直さと器の大きさを知った時明は、忠誠の証を見せるために自分たちの軍だけで佐竹軍を討ちに行くことにしました。
兄がまた裏切るのではと疑ってしまう三浦八郎ですが、裏切らない証明として時明は四千の兵を八郎に預け、千の塀で向かって行きます。
それでもまだ味方からの不信感をぬぐい切れていない時明でしたが、頼重はもう時明が裏切らないことを分かっています。
少しではありますが、信濃を出てから消えていた神力が戻ってきたのです。
鶴岡八幡宮はもうすぐです。
鎌倉にもう足利がいないことは既に確認され、あとはまっすぐ突っ走るのみ。
はっきりと記憶に残る思い出深い景色を見ながら、鳥居を抜けた時行は馬を飛び降り階段を上ります。
そして登り切った時行は、鎌倉が焼かれた日のことを思い出しました。
鎌倉は自分の記憶に残る鎌倉のままなのか、恐怖と不安が押し寄せる中振り向いた時行の眼に飛び込んできたのは！
一足遅れて時行に追いついて来た頼重は、時行の眼に映る鎌倉が昔とは変わらないかと尋ねます。
その問いに時行は・・・。
こうして1335年7月24日、北条時行は鎌倉を奪還しました。
逃げ上手の若君97話感想
今回の話はどうしても漫画で読んでほしい内容でした。
大好きな鎌倉の街をその眼に映した時行が泣いたシーンが、予想していたものと違ったからです。
時行はまだ子供であるため、もっとぐちゃぐちゃに泣いてしまうかと思っていたら、必死でこらえるような、それでも堪えきれないような葛藤が強く伝わってきて読んでいてすごく泣いてしまいました。
これまでとても大きなものを抱えて戦ってきたことが伝わってきました。ここから鎌倉編となりますが、時行には帰って来られたことの感動を噛みしめてほしいです。
まとめ
この記事では、逃げ上手の若君97話の考察・展開予想とネタバレ確定・感想についてまとめました。
鎌倉を取り帰り物語は新たなフェーズへ！
あと1話か2話ほどで新章が始まると思われるので、歴史とは関係ない伏線がどのように回収されていくのか楽しみですね！
天狗衆はどうなったのでしょうか？
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。
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