こんにちは。
2023年3月2日発売のモーニングより、アンメット-ある脳外科医の日記-【94話】「髄腔内投与②」を読みました。
前話の93話では、
川内が大迫にカルテ開示を求めに行ったところから、三瓶の過去編に突入しました。
かつて東都大学にいた大迫と三瓶。
脳性麻痺患者の筋緊張に関する新たな治療のため実態調査を行った三瓶は、ある1人の患者に出会い・・・。
それでは、この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【94話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
アンメット-ある脳外科医の日記-94話ネタバレ最新確定
#アンメット 93話では #脳性麻痺 を紹介しました。
脳性麻痺の定義には #知的障害 は含みません。
脳性麻痺の運動障害は #痙縮 と #不随意運動 などの特徴があります。
脳性麻痺にさらに知的障害が合併する比率は79.8％でした（2018日本医療機能評価機構調査）https://t.co/MW7CUwsUQt pic.twitter.com/udhnsv1S0X— 子鹿ゆずる (@yuzuru29929277) February 24, 2023
緊急手術の際に脳がダメージを負い意識障害になってしまった患者・菜緒の耳が聞こえている気がするという母親の言葉に、同じことを感じた三瓶は教授の麻生にそのことを伝えるも麻生は全く取り合ってくれません。
准教授として三瓶を指導する立場にある大迫は麻生に謝り、三瓶に注意するも三瓶が言うことには一理あることも分かってくれます。
それでも証明する方法がない以上、これ以上麻生に反論するべきではないのです。
そう言われた三瓶は数日後、菜緒には意識があり体が筋緊張で硬直しているだけだと証明する方法を見つけてきました。
それは医療機器メーカーに協力して作ってもらった装置を使うこと。
噓発見器のような仕組みで心理反応をチェックできるこの装置で菜緒の反応をチェックすることを決め、麻生にも見てもらう場を設けることが出来ました。
そして早速装置を菜緒に繋ぎ、声をかけたところ交感神経が高ぶっている反応が！
更に三瓶が麻生もいると伝えると、波形はさらに激しくなっていきます。
感情が高ぶっているのです。
そこには母親の言葉を信用せずに冷たく突き放した麻生への怒りが感じられます。
結果菜緒は動けないだけだとITBの適用を求める三瓶ですが、麻生はそんな時間はないと一蹴していってしまいました。
ITBはまだ国内承認されていない治療。麻生の言うことももっともですが、そのせいで埋もれ、助けられない患者がいることは三瓶には受け入れられないのです。
そんな葛藤の中、菜緒が肺炎を起こしました。
しかも2剤耐性菌であるため、菜緒に仕える抗生剤はもう1つしかなく危険な状態。
しかもこの菌が院内に広がればパニックになります。
肺炎になる理由は筋緊張により痰の吸引が出来ないことにありますが、それを訴えても麻生は手を打とうとはしません。
更に菜緒の肺炎の治療まで中止すると言い出して・・・!?
アンメット-ある脳外科医の日記-94話感想
患者に意識があるのに動くことは出来ない、中に閉じ込められたようになるという話は度々TVでも取り上げられます。
突然体が動かなくなり、全介護になった結果家族も疲弊し、愚痴を言われるも自分に意識があることは伝わらないという非常にツライ状態のことです。
菜緒の場合は母親は献身的に介護を行い、菜緒に希望も持っていますが問題は麻生にありました。
菜緒は自分に意識があることを信じてもらえないことではなく、そう信じる母親にひどく当たる麻生が許せなかったのです。
波形から麻生もそのことに気づき、もしも菜緒が意識を取り戻したら面倒なことになると判断したのでしょう。
医者の風上にも置けない最低男です。
アンメット-ある脳外科医の日記-95話考察予想
https://twitter.com/morningmanga/status/1627867487282024448?s=20
このままでは肺炎の治療もされずに菜緒は死んでしまいます。
この件が三瓶のこれからを変える大きな出来事になるようですが、ここから三瓶がとる行動は2択あります。
1つは大学病院という縦のしきたりに従いこのまま菜緒を見殺しにすること。
こんな体制の日本の大学病院に嫌気がさして海外にいくと考えられます。
そしてもう1つは今の三瓶のように独断で行動に出ること。
ITBを勝手に菜緒に施し、筋緊張を解くことで菜緒の意識を確認することが出来るかもしれませんが、勝手な行動により追放されてしまうかもしれませんね。
まとめ
この記事では、アンメット-ある脳外科医の日記-【94話】のネタバレと感想＆次話考察予想についてまとめました。
喋ることが出来ない菜緒も感じていることがあることが分かりました。
麻生にとって不都合なその真実が菜緒の口から聞けると願いたいです。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。
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