こんにちは。
2022年6月30日発売のモーニングより、リエゾン-こどものこころ診療所-【93話】「就職活動④」を読みました。
前話の92話では、
志保から見た子どもの頃の藤井は特段変わったところはなく、ごく普通の面白い子だったと志保は言いました。
それでも今現在、就職活動に悩む藤井に志保は、障害を開示する就職活動と開示しない就職活動について話しますが、藤井は絶対に開示したくはないと言い・・・。
それでは、この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【93話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
リエゾン-こどものこころ診療所-93話ネタバレ確定
ファミレスでのバイトを続けている藤井は店にかかってきた電話を受けていましたが、その後相手の名前も要件も分からないと言われて店長はモヤモヤ。
謝る藤井に言いたいことがありますが、それでも堪えてとにかく電話をとらなくていいとだけ言いました。
しかし藤井の返事は「はい」ではなく・・・?
その頃の佐山クリニックでは志保が佐山から一般企業が採用で使っているという適性検査の質問票を見せられていました。
この質問票のせいで障害を隠していても企業に知られていたり、それが原因となって最初からふるい落とされている可能性があります。
合理的配慮という言葉が認知されつつあっても、実際に機能しているかは別の話です。
話は藤井に戻り、この日は客が増えてファミレスはとても忙しい状況でした。
店長がスタッフに指示を出していき、藤井には洗い物を早めに終わらせるように言いました。
しかし「早め」という時間が分からない藤井。
普通に考えてと言われても分からず、正確な時間を尋ねますがそのわずらわしさに遂に店長がキレます。
周りに迷惑をかけているとはっきり言われてしまいました。
自分は必要ない・・・。
そう聞いてくる藤井に答えない店長は、帰りたければ帰ればいいと言い、藤井は本当に帰ってしまいました。
母の言葉で苦手な道を敢えて選び、社会勉強として働いていたファミレスで迷惑をかけていると言われた藤井。
また不採用のメールが届く中、藤井はPCを前に、どうやって生きていけばいいのだと助けを求め、涙を流していました。
リエゾン-こどものこころ診療所-93話感想
志保はまだ軽い方ですが、これまで作中ではっきりと言われなければどう行動したらいいのか分からないと生きづらさを感じている患者を多く見てきました。藤井もその一人。
少しの配慮があるだけで一気に働きやすくなることもあるのですが、そのちょっとでさえしてもらえないことが難しいです。
優しくしてほしいわけでなく的確な指示を出して欲しい。
そのことを伝えるためにはやはり障害の開示が必要になりますが、気持ちとしてそれも難しいところ。今回はラストで涙が止まらなく藤井の姿に胸が痛くなりました。
リエゾン-こどものこころ診療所-94話考察予想
次回は長く続けるための仕事選びについての内容となりますが、このまま藤井は今のアルバイト先を辞め、どうするのでしょうか。
まだ優しくしてくれた時の店長に言われたように、こつこつと集中してやる仕事の方が藤井にはあっていますが、
苦手なことを積極的にやるべきという母の言葉が呪いとなり、そんな仕事を選ぶ勇気が藤井にはなかなか出てきません。
もう一度志保に相談しに来ると思いますが、生き方にさえ悩んでしまっているため命を絶ってしまわないか心配です。
まとめ
この記事では、リエゾン-こどものこころ診療所-【93話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
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